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満たされたい・・・人が求める欲とは?

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こんにちは。幸せ本質探求家のまーくんです。

私は、常に考えさせられることなのですが、生きて行く上で、欲ってなんなのかなぁと、漠然と思っています。(考えすぎて、体がかゆくなります(笑))私達は幸せを感じて生きるために、まず’‘自分自身”が求めている””を知ることも大切なのではないでしょうか。そこで、ちょっと興味深かったので調べてみると、五段階欲求説と言うものを見つけました。この説を提唱した、アブラハム・マズローと言う方のお力を借りてお話ししてみたいと思ます。

私達は、日々、欲求を抱えながら生活しています。例えば、”眠い”とか”お腹が空いた”だったり ”疲れたから休みたい”など、少し考えただけでも様々な欲求が浮かんできますよね。

先に結論を言ってしまうと”人は自己実現に向かって、絶えず成長しながら生きていきたい”といった最大の欲求を持っていると考えられているようです。

私達の欲求は、低次のものから高次のものまで”五段階の階層”が存在していると言われていて、下層の欲求が満たされると、上層の欲求が活性化するのだそうです。

それでは、下層から順にどのような欲求が存在するのか見てみましょう。

第一階層:生理的欲求

言い方を変えると、生きたい!!と思う欲求ですね。これは誰もがダイレクトに感じる欲求だと思います。食べたい、眠りたい、など本能的な欲求がこれにあたります。これが満たされることで人は生きていくことができるようです。(当たり前ですよね)

しかし、私達にとってこの欲求しか見られないほどの状況は、現実的、一般的ではないようなので、通常の”健康”な人はすぐに次の階層である”安全の欲求”を求めるようになるそうです。

第二階層:安全の欲求

私達が安心できる生活空間や経済的な安定、良い健康状態の保証を求める欲求と言われているようです。一言でいえば、自分の”居場所”心身ともに安らぐ・・・そんな環境を人は常に求めているのかもしれません。危険だなと思うことを回避しようと防衛する欲求でもあるようです。

一般的に”健康”な大人は、育った環境の中でこうした欲求は抑制することを教えられているそうなので、本当の意味で、この安全欲求を”動機付け”に行動することはないといえそうです。

第三階層:社会的欲求と愛の欲求

社会的に認められたい!尊敬されたいという欲求や人間関係、他者に受け入れられたいと思う欲求ですね。この欲求は、生理的欲求安全欲求が満たされて生まれる欲求ということになるようです。私達は、””を求めるようになり、自分の存在する意味を探そうとするのだそうです。(みなさんも思いあたる節があるのではないでしょうか。)

この欲求が満たされないと、人は孤独感、社会的不安を感じやすくなると言われています。

第四階層:尊重の欲求

その場において価値ある存在と認められ、承認されることを求める欲求ですね。尊重のレベルには二段階あると言われています。低次の尊重欲求は他者からの尊敬、名声、注目を得ることによって満たすことができるようですが、低い尊重レベルに浸ることは危険だといわれています。高次の尊重欲求は、”自己信頼感”や”自立性”の成長によって他人からの評価よりも、自分自身の評価によって満たされるのだそうです。(なんとなくわかる気がします・・・)

この欲求が妨害されると、劣等感や無力感など”心の疲れ”を生じさせるようです。

第五階層:自己実現の欲求

自分の可能性を最大限発揮して、創造的な活動、”本当の私”を見つけたいと思う欲求ですね。

第四階層までの欲求が満たされても、自分が本当に”心から楽しい”と思えることをしていない限り、すぐに漠然とした不満を感じて、満たされない想いが生じることになるようです。

すべての行動の動機が、満たされない想い(自己実現)の為の欲求に直結するようになると言われています。

これら五つの欲求すべてを満たした”自己実現者”には、以下の15の特徴が見られるといいます。(難しい言い回しですが、なんとなくわかると思います)

  • 現実をより有効に知覚し、より快適な関係を保つ。
  • 自己、他者、自然に対する受容。
  • 自発性、単純さ、自然さ。
  • 課題中心的。
  • プライバシーの欲求からの超越。
  • 文化と環境からの独立、能動的人間、自立性。
  • 認識が絶えず新鮮である。
  • 至高なものに触れる神秘的体験がある。
  • 共同社会感情。
  • 対人関係において心が広くて深い。
  • 民主主義的な性格構造。
  • 手段と目的、善悪の判断の区別。
  • 哲学的で悪意のないユーモアセンス
  • 創造性
  • 文化に組み込まれることに対する抵抗、文化の超越。

なんだかすごいですよね。これらの人は、現代世界において、偉人と言われる人達なのかもしれません。

欲求五段階説のまとめ

さて、一階層から五階層まで、どんな欲求があるのかみてきましたが、これらのうち、四階層目までの欲求を”欠乏欲求”、五階層目の欲求を”存在欲求”としてまとめることもあるようです。

自己実現(本当の幸福)果たした人は少なく、数多くの人が、”本来進むべき道に気付かず”これまでその人にとって当たり前だと思っていた事が当たり前でなくなるような状況に陥ってしまうと言うのです。

また、欠乏欲求を十分に満たした”経験”のある人は、欠乏欲求に対してある程度”耐性”を持つようになるのだそうです。そのため、欠乏欲求が”今の段階で”満たされていなくても、自己実現(本当の幸福)に向かって活動できるようになるのだそうです。

これらの欲求は、私達が幸福に向かって生きていく中で絶えず求めていく、人生に必要なスパイスとも言えますよね。しかし、欲深くなりすぎると、在るべき姿、在るべき人生を見失ってしまうことにもなりかねません。

私は、人は”生きること”そのものに意味があるのだと感じています。そういう想いを心の片隅に置いておきながら自己実現(本物の幸福感)に向かって、今の自分に何が必要なのか”心”で感じてみることが大事なのではないでしょうか。

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