こんにちは。幸せ本質探求家のまーくんです。
みなさんは、大事な場面において、何を心で感じるでしょうか?
例えば、会社の大事なプレゼンテーションや、大事な試合の前、好きな人に告白をする時などなど、みなさんにとっては重要な場面ですよね。
きっと誰もが、望む結果になって欲しいと願うことでしょう。
しかし、緊張しすぎて、思うように口が回らなかったり、体が重く感じてしまったり、頭が真っ白になってしまって、思うような結果を得られないことって誰もが経験したことがあると思います。
良く本番に強いや本番に弱いといった言葉を聞くことがありますが、この2つの最大の違いは、”イメージ力”とも関連があると言います。
自分が望んでいる時に望んでいる心理状態にできたら人生そのものを豊かにすることだってできちゃいますよね。
ということで自分が望む時に望む状態にする”アクセシング・ステイト”のお話しをしていきたいと思います。
”リソースフル”な心理状態
リソースとは潜在意識に眠る力のことを言います。NLPの概念のひとつでもあり、私達が本来持っている能力や、経験、記憶など、困難を乗り越える力の総称を言います。
リソースは個人によって、種類や数が違ってくるので、無数に存在するものです。
例えば、誰かに褒められた経験や、誰かに優しくしてもらった経験、努力したことで目標を達成できた経験、他にも人脈、特技や趣味などもリソースであると言いえますね。
リソースは、どんな方にも絶対にあるものです。
このリソースを引き出して、自分の力を最大限発揮できるように心理状態を変化させることが、NLPの特徴でもあります。
”リソースフルな状態”とは、前述にあるように、みなさんだけが持っているあらゆるリソースによって、気力、やる気など、望ましい心理状態になっていることを言うようです。
このリソースフルな状態になるには、まず、自分のリソースをイメージしたり、思いだしたりして、”ある状態に入り込む”必要があります。
”インステイト”と”ブレイクステイト”
ある状態に入りこむとは、自分の持っているリソースにアクセスすることを言うようです。
ちょっと表現が難しいかもしれませんが、自分で気力溢れる”キッカケ”に入りこむというとわかりやすいでしょうか。
この入りこむことをNLPでは、”インステイト”と言い、入り込んだ状態から、日常の感覚に戻ることを”ブレイクステイト”と言うそうです。
簡単に表現するとしたら、何かを思いだしたら、心理状態が変化したなと自分で感じてる状態が入り込んでいると言えますね。
この状態にアクセスしやすい方法を自分で探しておくことが重要であると言います。
インステイトする方法は基本的に5つあると言います。
例えば、やる気が溢れて、気持ちが高ぶっている状態を手に入れたいとします。
そこからのアクセス方法をみていきましょう。
- 過去の体験から、やる気が溢れていた状態だったと思う記憶を探して、その記憶が見つかったら、イメージしてみて、今の自分の感覚がどう変化するのが確かめてみる。
- やる気が溢れている”将来の自分”をイメージして、その時の自分の感覚がどう変化するのか感じてみる。
- 自分の知っている人や、歴史上の人物、有名人などをイメージして、やる気に溢れている姿をさらにイメージしてみる。その人をイメージしたことで、自分の気持ちがどう変化したのか感じてみる。
- 音楽を聞いている姿をイメージして、その音量をイメージの中で大きくしてみる。その時の、気持ちの変化を自分で感じてみる。
- 自分の好きな曲や特別な曲を探して、イメージの中で聞いてみたり、頭の中で歌ってみる。その時、気持ちが高まるのか感じてみる。
これら5つの方法を、試してみて気持ちの変化が1番大きかったと感じることができたものが、もっとも”インステイト”しやすい方法といえるようです。
必要な時にインステイト出来るように、普段からちょっと意識して練習してみるといいかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アクセシング・ステイトとは、自分が今、望まむ心理状態、リソースフルな状態にすることを総称している言葉のようです。
私達には、今までの経験や記憶の中にリソースがあります。
何度もお話ししていると思います。
このリソースを今この時、生かす為には、まず、”インステイト”する技術が必要であるということなんですね。
前述にあったように、人それぞれ、入り込みやすい方法は変わってくるようです。
NLPのスキルとしても、基本的なものであると同時にその他のスキルを実践するうえでも大変重要になってくるものです。
是非、自分でアクセスしやすい方法を探してみてください。
個人的には、何か好きな曲をイメージしてみると気持ちに変化が生じやすいように思います。
みなさんも、インステイトの方法を確立出来るように、色々試してみてくださいね。