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”曖昧な言葉”で問題解決へ導く!”ミルトン・モデル”を理解しよう!

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こんにちは。幸せ本質探求家のまーくんです。

前回の記事でメタモデルのお話しをしましたよね。

メタモデルとは、”具体的な質問を”相手に投げかけることで、深層を読み解くとことができるスキルのことです。

今回お話しをするミルトン・モデルとは、メタモデルとは反対に”曖昧な言葉”を相手に投げかけて、相手に解釈を委ねることで、問題解決や目標達成には何が必要なのか。
新たな気付きを得ることができるスキルです。

コーチング的な要素の強いものですね。
コミュニケーションにおいて、信頼関係を作っていくうえでも有効のようなので、お話ししていきたいと思います。

ミルトン・モデルとは

ミルトン・モデルとは、前述でもお話ししましたが、言葉を曖昧に使って、相手が深くそのことを考えることで、新たな気付きを得ることを主に目的としているスキルです。

私達の脳は、”曖昧な質問”に対して、自分達が経験してきた記憶を辿り、質問の答えを探そうとするクセがあると言います。

この時に、実は潜在意識にも深くアクセスすると言われています。

意識して答えを探しているかと思っていたら、潜在意識の中からも答えを探しているのだそうです。
これは、潜在意識に蓄積された情報が”閃めき”といった形で、表面化することにも繋がるので、問題に対しての解決方法や、今の状況を打開する為のリソースへ導いていくことができると言われています。
一言で言うならば、”勇気付け”のスキルと言えます。

ミルトン・モデルのパターン

ミルトン・モデルにはパターンがあるようです。
いくつか紹介していきますね。

  • 省略のミルトン・モデル
    これは、意図的に何のことか、一部を言わない伝え方とされています。
    例えば、”あなたは、だんだん好きな気持ちに気付いていくかもしれない
    といった使い方をすれば、相手は、何のことか具体的に考えるようになるかもしれません。
  • 名詞化のミルトン・モデル
    これは、具体的な情報を言わない伝え方とされています。
    例えば、”あなたは、〜を達成できるよ
    と伝えれば、相手は自分に達成できる力があると信じて、何をやれば良いのか自発的に考えはじめて、前向きに取り組むことができるようになるかもしれません。
  • 読心術のミルトン・モデル
    これは、相手が何を想っているのか、わかっているかのように振る舞う伝え方とされています。
    例えば、”あなたは、理解していますよね。私は、それをよくわかっています”と伝えれば、相手は、共感してくれていると感じるので、モチベーションアップなどに繋がったりします。
  • 原因と結果のミルトン・モデル
    これは、結果には何かの原因があるといったことを相手に気付かせる伝え方とさています。
    例えば、”あなたは、あの人のそばにいますよね。きっと周りに愛される人なんでしょうね
    といった伝え方をすると、なぜ愛される人なのか自分なりに何かを探しはじめます。

このように相手を勇気付けたり、何か大事なことに気付かせることができるスキルなんですね。

まとめ

私達は曖昧な言葉を聞くと、それは何なのか?知ろうとします。これは人であれば、当たり前のように思う、”知りたい欲求”であると言えますよね。

ミルトンモデルはその欲求を利用して、自分自身で何かに気づいてもらって、その過程や結果において、プラスな効果が期待できるスキルです。

曖昧な質問をして、相手に自分なりにイメージしてもらう。

相手の潜在意識にアクセスさせて、新しい気づきを促す。

話をしていく中で、相手にとってプラスな想いや、新たな信念を持ってもらう。

モチベーションアップに繋がったり、問題解決に繋がる方法を見つける。

このようにミルトンモデルは、相手を応援する暖かいスキルです。

なかなか、実生活でこうしたコミニュケーションがとれる方は少ないかもしれません。

でも、みんながこのようなコミニュケーションが取れる社会になっていけば、救われる人はたくさんいるはずですよね。

前述でお話しした、ミルトンモデルのパターンは、実生活でも活用できるものなので、是非、実践して、お互いが、充実した人生を送れるようなコミニュケーションとってみてくださいね。

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