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相手の本音を察する技術!キャリブレーションを理解しよう。

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こんにちは。幸せ本質探求家のまーくんです。

前回の記事で、スムーズなコミニュケーションに必要なものは、親近感であるというお話しをしたと思います。

親近感を感じると私達は、自然と相手に安心感を持つことができますよね。

今回は、さらに深く相手を知ることを目的としたNLPスキル、”キャリブレーション”のお話をしをしていきたいと思います。

相手の本音を知ることが出来れば、さらにコミニュケーションをスムーズに行うことができますよね。

もちろん、すべてを把握することは困難ですが、相手を理解する上では、非常に有効なスキルと言えるようです。

是非、活用してもらって人間関係の潤滑油になれば嬉しいです。

非言語メッセージから見える相手の本音

”キャリブレーション”とは、相手の状態を観察することによって、言葉でのコミニュケーションだけでは曖昧である本音を、相手の表情や、しぐさ、声のトーンなどから、特徴を見分けて、相手が今、何を感じているかと心の動きを理解しようとすることを言うようです。

私達は、普段、言葉を使ってコミニュケーションをとっていますが、実は、言葉よりも、”非言語”的な部分により多くの情報と本音が隠れていると言います。

よく本音と建て前と言う言葉が使われますが、言葉からは、相手の本心を知ることはなかなか難しかったりするようです。

なぜ言葉よりも、非言語的な部分を観察することで、本音が見えてくるのかと言うと、私達の脳の仕組みと関係があるようです。

普段、言葉として発する情報は、”意識”して言葉を選ぶことによって発信しています。

ところが、表情やしぐさといった非言語的な部分は、”無意識”のうちに作られているのだそうです。

以前、潜在意識のお話しをしたと思いますが、私達は、脳全体の比率で言うと、意識している部分は、3%ほどしか使われていません。97%は無意識の部分で行動をとっています。

つまり言葉よりも無意識で動いてしまうとされる体や、顔の動きはごまかしが効かないということです。

相手は、”緊張していないよ”と口で言っていても、真っ赤な顔して、震えた声をしていれば、それは明らかに緊張していることがうかがえますよね。

このように、言葉以外の非言語的な部分を注意深く観察することによって本音を読み解くことができるわけです。

とは言っても、私達も普段、コミニュケーションの中で、自然とキャリブレーションを行っていると言います。
その場の空気を読んだり、相手の顔色をうかがうといった行動はキャリブレーションと言えますよね。
NLPでは、この自然と使っているキャリブレーションをさらに洗練させて”洞察力”を養うといことを目的としているようです。

五感を使ったキャリブレーション

キャリブレーションは、私達の五感を使って行われるのですが、その中でも特に、見る、聞く、感じるといった3つの感覚から成り立っているようです。

視覚を使ったキャリブレーションでは、顔の表情はどんな感じなのか、肌や唇の色はどうなっているのか、目や顔の筋肉の動き、汗のかき具合や、手のしぐさ、体の動きなどから相手の心のありようを見ることができるとしています。

聴覚を使ったキャリブレーションでは、声の大きさやトーン、話す時のリズムやスピード、笑った時の声などから相手の心を読み解くことができます。

触運動覚を使ったキャリブレーションでは、手を触った時の感触や、相手から発するにおい、その場の空気感などから本音を読み解くことができるようです。

このキャリブレーションは、ラポール(信頼関係)を築くうえで、とても有効なスキルとしています。

例えば、あなたが緊張しているという本音を隠して、今この状況をなんとか乗り越えようと頑張っているとしますよね。

すると、となりであなたを見ていたある方が、あなたの緊張している様子を感じとって、”大丈夫、普段通りやれば、あなたならできるよ”と声を掛けてきたとしたら、どうでしょう?

多少落ち着くことができるうえに、相手に対して、安心感さえ感じることがあると思います。
こういったことの積み重ねで信頼関係を作っていくことも可能となるわけです。

ただ、あまりジロジロ観察することは、相手に不快感を与えてしまうことにもなるので、あくまでも自然に行うことが大切のようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

キャリブレーションとは、相手を深く理解しようとするには、とても有効なスキルであると言えますよね。

日常においても自然と使っているスキルですが、重要なことは、その精度を高めることにあります。

相手とコミニュケーションをとる際にちょっと意識して、表情や声、においなど、注意深く観察してみるクセをつけてみましょう。

あまりジロジロ見ることは、好ましくないので、まずは、身近な人、家族や恋人などで試してみると良いかもしれません。

もしかしたら、今よりもっと家族関係や、恋人との中が深まるかもしれません。

その他にも、相手に良い思い出として残っている話しをしてもらい、相手の表情や、しぐさ、目線など、観察してみたり、反対に悪い思い出話しをしてもらって、良い思い出と、悪い思い出の時との違いを観察してみたりもいいかもしれませんね。

豊かな人生を築くうえで欠かせない人とのコミニュケーション。

みなさんもキャリブレーションを意識して実践してみてはどうでしょうか。

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