こんにちは。幸せ本質探求家のまーくんです。
前回の記事でもお話ししましたが、私達はそれぞれ優位となる感覚をもっています。
緊張したり、ソワソワしたり、怖いと恐怖を感じたり・・・といった心理状態は、”代表システム”と呼ばれる脳の情報を処理する領域と個人の優位となる感覚が密接に関係していると言われています。
この代表システムとよばれるものと、優位感覚を活用して、今、この時の否定的な心理状態を、肯定的な心理状態に変化させ、あらゆる物事を望む結果に導くことで、人生そのものを豊かにすることを、NLPの目的としています。
ただ、NLPのスキルを使いこなすうえで、大切な基本となるスキルがあるようです。
これを理解していないと、NLPのあらゆるスキルを活用することができないようです。
そこで、今回は、基本となるスキルのお話しをしていきたいと思います。
”連合”を理解する
連合とは、私達が、過去の体験や経験を思いだした時、今、この瞬間に現実の世界で、過去の出来事を体験しているかのように想像し、同じような心理状態や、感覚になっている状態を言うようです。
みなさんも、意図していない時に、嫌な記憶が蘇り、冷や汗をかいた経験があると思います。
反対に嬉しかった記憶や、楽しかった記憶を、思いだして、1人笑いをしていた。なんて経験があるのではないでしょうか。
これは、”記憶”と”現実”が連合している状態ということのようです。
立場でいうと”主人公”になって、”主観的”に物事を見ている状態。
そして、嫌だなぁや、嬉しいなぁといった感情が伴うことで、現実の世界で体に変化があるような状態であれば連合していると言えそうです。
”分離”を理解する
”分離”というのは、過去の体験を、映画を見ているようなイメージで、客観的な視点から、自分を冷静に見ている状態のことを言うようです。
過去の過ちや経験を、あれは良くなかったなぁと感情的にならず、人に話していたりすることってあると思います。
これが分離しているということなんですね。
立場的には傍観していて、客観的にみているので特に感情に、浸ることもない。
現実の世界でも体に何か変化があるわけでもなく冷静でいられる状態。
こうなっていれば、分離していると言えそうです。
まとめ
NLPのスキルを使ううえで、この連合している状態と、分離している状態を自分で、感じることが出来て、入り込めているかが重要なカギになってくるようです。
とはいっても、頭で理解してできることではないですよね。
ようするにイメージする力を養う必要があるというわけです。
しかし、今日、明日でイメージ力を高めることはできません。
何を身につけるにしてもそうですが、NLPのスキルを使いこなすには、4段階の学びが必要になってくるというお話しをしたと思います。
この”連合”と分離にしても同じことが言えますよね。
日頃、ちょっとした時間に、連合とは何か、分離とは何かを思い出して、小さな出来事からイメージして見る。
そして、今、私の感情や、体にどんな変化があるのか”自覚”できるように練習していくことが必要になってくるのですね。
これがNLPの基本となるスキルです。
毎日、何かをイメージする習慣、できれば楽しい、嬉しい出来事を思いだして、自分の世界に浸ってみる時間を、ちょっとだけ作ってみるといいかもしれませんね。