こんにちは。幸せ本質探求家のまーくんです。
前回から引き続きNLPについてお話ししていきます。
NLPに限らずですが、何か新しい技術を習得しようとする時、みなさんはどんな行動をとるでしょうか。
おそらく、何度も勉強を繰り返し、知識を増やそうとしますよね。
そして、知識が増えた段階で、覚えた技術を実際に使おうとするとどうでしょうか。
頭では、理解出来ていたはずなのに、いざその技術を使おうとすると、思うように使いこなせなかったりしませんか?
ということで、今回は、NLPスキルを効果的に使えるようになるには、どうすれば良いのかというお話しをしていきたいと思います。
無意識の壁を越える
私達の脳(顕在意識)は、同時に2つのことを考えることが難しい構造になっていると言われているようです。
NLPのスキルを使ううえで、やり方の手順というものがあります。
このやり方の手順をまず理解し、覚えていくわけですが、覚えただけの状態では、スムーズにスキルを使うことが、なかなかできないようです。
すると効果も薄いものになってしまいます。
当たり前のことかもしれませんが、習熟できているスキルの方が、効果が高いものになりますよね。
例えば、自転車に乗れるようになるにはどうすれば良いか。
最初はみなさん、自転車に乗ることができない状態ですよね。
この状態を”無意識的無能”というそうです。
そこから、お母さんや、お父さんに乗り方を教えてらもらったり、乗っている姿を見て、頭にどう体を動かすのかをインプットするわけです。
しかし、いざ乗ってみると教えてもらった通りに乗りこなすことはできません。頭ではわかっているのに、なぜ?
この状態を”意識的無能”というそうです。
ここで”無意識の壁”を超えたことになります。
NLPのスキルにおいてもまずこの状態を目指します。
知識はあるが、使いこなせない状態です。
意識的トレーニングの壁を越える
しかし、何度も練習していると、まだ乗りこなしているとは、言えないまでも、”意識”をすれば、なんとか乗りこなすことことができるようになってきますよね。
これは、”継続”することで、知識はあるが乗りこなすことができない状態から、意識をしながらなら、それなりに乗れるようになったわけです。
この状態を”意識的有能”というそうです。
NLPのスキルにも同じことが言えるのだそうです。
自由に使いこなせるようになるには、ある程度、訓練が必要になってくるということです。
そして、さらに体で覚えたり、意識してコツをつかもうと、もう1度”無意識の壁”を越えることで、何も考えなくても自然と自転車に乗れるようになり、楽しいとさえ思えるようになります。
この状態が無意識的有能”というそうです。
NLPにおいて、この”無意識有能”の段階に到達することがスキルを使いこなすうえで大切な考え方としているようです。
まとめ
NLPスキルを使いこなすには、前述でもお話しした”無意識的無能”→”意識的無能”→”意識的有能”→”無意識的有能”と4つの学びの段階を得てはじめて使いこなすことができるとされているようです。
NLPの考え方として体験によって脳にプログラムが作られ、それを重ねる度に強化されるというお話しをしたと思います。
NLPのスキルを効果的に使いこなすうえでも同じことが言えるようです。
何度も繰り返し学習して、イメージ力を高めることが重要となってきます。
このスキルを使いこなすことができるようになれば、あらゆる状況、場面において、自信溢れる自分を体現することができるようになるので、みなさんも、根気よく学習してみるのはどうでしょうか。
次回は、NLPのスキルにはどのようなものがあるのか具体的なお話しをしていきたいと思います。