こんにちは。幸せ本質探求家のまーくんです。
みなさんは、仕事や人間関係などに行き詰まった時どうしていますか?
仕事のことや、人間関係のことなど、いったん忘れて休日を満喫する、信頼できる人にアドバイスをもらうなど、
きっとみなさんも、自分なりにリフレッシュしたり、相談したりして、現状を打開しようすると思います。
でも、なかなか現状から抜け出せない状況が続いて、気が滅入ることもありますよね。
そこで、今回は、”チャンクサイズ”と呼ばれるスキルを使って、ものの捉え方を変えるお話しをしていきたいと思います。
チャンクサイズとは
NLPでは、何かの情報であったり、対象となるモノの”まとまり”のことをチャンクと呼んでいます。
そのまとまりの”大きさ”を表しているのがチャンク・サイズと言われています。
対象となるものを大きく見ようとすることを、チャンク・アップ、反対に小さく見ようとすることをチャンク・ダウンと言うそうです。
ちょっと言葉だけでは、分かりにくい表現かもしれませんが、例えば、対象となるものを見ているとします。
ここでは、1本の”木”を見ているとしましょう。
この木の見方をチャンク・ダウンさせると、枝が無数にあり、葉っぱの上には虫や水滴がついているのがわかります。
反対にチャンク・アップさせて、木を見ようとすると、細かいところは見えなくなりますが、木がたくさん集まった、ひとつの”森”として見え方が変わっきます。
今回は、木を例に出しましたが、あらゆるモノや、人、今起きてる出来事などもこのような感覚でみることができるというのです。
チャンク・ダウンした物事の見方は、全体像は、把握しずらいですが、より細かい部分がはっきりとしてきます。
反対にチャンク・アップした物事の見方は、細かい部分は曖昧になってしまうようですが、より全体像を把握できるようになるようです。
何かに行き詰まってしまった時、”それだけ”しか見えなくなってしまうので、なかなかその状況から抜け出せなくて焦ってしまうこともありますよね。
そんな時に有効なのがこのスキルのようです。
チャンクサイズを変えることで、今まで気が付かなかった、新しい発想が生まれたり、閃いたりするので、行き詰まりを解消することにつながるわけです。
そんな考え方で簡単に解消できたら、苦労しません!とツッコミを入れたくなるかもしれませんが、このスキルで物事を見れるようになると、なんでこんなことで行き詰まっていたんだろうと、自分で自分に呆れてしまうこともあります。
モノの見方、捉え方を変えるということは、それだけ視野を広げる力になるようです。
コミュニケーションにも有効なスキル
チャンクサイズを変えることは、人間関係においても有効とされているようです。
例えば、ある不動産の営業マンが、お客様に、この建物は、耐震強度がしっかりしているし、良質な材木を使って建てられています。(チャンク・ダウン)とお話ししたとしても、お客様がデザインにこだわる方(チャンク・アップ)であれば、この建物の良さは伝わりません。
でも、営業マンがチャンク・アップを意識して、デザインの良さをお客様に伝えることが出来れば、お客様は好印象を抱くと思います。
このように、チャンク・サイズが合っていないと、話しの内容が上手く伝わらないのだそうです。
相手とのコミュニケーションをとる際に、相手が細かい人なのか、大雑把な人なのか、ある程度わかっていれば、話しの焦点を合わせやすいと言います。
まずは、相手の言動や行動から、チャンク・アップ傾向にあるのか、チャンク・ダウン傾向にあるのか、観察してみると良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
チャンク・サイズとは何かを理解できたでしょうか。
モノの見方も様々で、全体像を把握しようとすれば、細かい所が見えなくなってしまうし、細かいところに目が行き過ぎると、反対に全体像を把握できなくなってしまいます。
どちらが良くて、どちらが悪いということではないようですが、何かに行き詰まってる時は、冷静に考えてみると良いと思います。
今、モノの捉え方は、大きすぎないか、小さすぎないか。
このチャンク・サイズを自分でコントロールできるようになれば、今の状況を打開するキッカケを見つけることも出来るようになります。
もしくは、大した問題ではなかったことに気付かされることもあります。
コミュニケーションにも効果的なので、是非試して見てください。
まずは、自分が抱えている悩みや、苦手としていることを、チャンク・サイズを変えて、捉えてみてください。
思わぬ、改善策が見つかるかもしれません。
”今”を乗り越える力を養っていきましょう!