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相手の目から情報を探るスキル!”アイ・アクセシング・キュー”を理解しよう!

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こんにちは。幸せ本質探求家のまーくんです。

みなさんは、コミニュケーションの際、相手のどこを見ながら話しをしているでしょうか。

コミニュケーションをスムーズに行うには、相手を理解しようとする姿勢がもっとも大切だといいます。

前回の記事で、相手の表情やしぐさ、声のトーンなどに意識を向けながら会話をすることで、相手の優位感覚を見つけること、そして、その感覚に合わせた言葉の使い方を意識することで相手に親近感をもってもらうことがコミニュケーションの潤滑油になるというお話しをさせていただきました。

今回は、さらに掘り下げて、相手の”目”の動きから、情報を探るとされる技術を紹介してみたいと思います。

目の動きで相手の心理を探る

私達の目の動きは、心理状態や、考えている事柄によって一定の法則があると言われています。
例えば、昨日食べた朝食を思いだしている時や昨日の夜に聴いていた、あなたの好きな音楽を思いだしている時、または感情的になって何かに浸っているときなど、それぞれ、”視線の動き”が違うといいます。

この視線の動きを観察することをNLPでは、”アイ・アクセシング・キュー”と呼ばれています。

目の動きは、脳の中でどの”感覚”を使って物事を考えているか、思いだしているかである特徴が見られるといいます。

これは無意識による働きなので、ごまかすことができないようです。

この特徴を把握することで、相手が過去の出来事を思いだしているのか、感情に浸っているのかを知るヒントになるので、今の心理状態を知ることもできるというのです。
さらに深く観察することで心がどのように動いているのかもわかるようになると言います。

相手を本当に理解しようとするには、”心”と真剣に向き合うことが大切ですよね。

このスキルを使いこなせるようになると相手の優位感覚のヒントもつかめる上に、共感する力も自然と身についてくるので、信頼関係(ラポール)を作っていくのにとても有効とされているようです。

目の動きには特徴がある

私達の視線には、実は、様々な情報が隠されています。
視線の動きによってどの代表システムを働かせているのかがわかると言います。

一般的には、視覚が優位に働いている時は、視線が”上向き”になっているといいます。

例えば、あなたの車は何色ですか?と質問すると、自分の車を思い浮かべて、”左上”に視線がよると言います。

また、これから車を新しく買うとしたら、何色の車を買いますか?と質問すると、視線は、”右上”による傾向があるようです。

これは、”思い出す”と”新しくイメージ”するという脳の使い方の違いから、右や左にも目線が動くと言われています。

これは、聴覚システムと触運動覚システムにも同じことが言えます。

何かの音を思いだそうと聴覚システムが働いている時、視線は”左側水平”に、新しく音をイメージしている時は”右側水平”に視線がよると言われています。

聴覚システムの場合は水平に視線が動くようです。

触運動覚(感じる)が優位に働いている時は、視線は”下向き”になりがちと言います。

何か感傷的になっていたり、感情に浸っている時は、視線が”右下”を向く傾向があって、”私はできる””私はダメなやつ”など心の中で自分と会話しているような時は、視線が”左下”に向きがちと言います。

面白いと思いませんか?
脳がどの感覚システムを働かせているかによって目線の傾向が違ってくるなんて無意識の力は怖いですよね。

この傾向を把握することで、相手が何を考えているか、ある程度のイメージをつかむことができるわけです。

このスキルを洗練させていくことが良好なコミュニケーションに繋げる近道と言えそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

アイ・アクセシング・キューのスキルを理解できたでしょうか。

基本的には、前述にあるようにどの感覚が優位になっているかで”目線の高さ”は変わってくるようです。

そして、何かを”思いだしている”時や、”自分の心と会話している”時は、目線は”左に向く傾向”にあって、”新しくイメージしている”ような時は、目線は、”右に向く傾向”にあるということですね。

このような傾向は80%の割合で現れるのだそうです。
100%そうなるよとは言えないかもしれませんが、かなり高い確率で、こういった目線の動きをするようです。

あくまでも、相手とコミュニケーションをスムーズに行う為のヒント(優位感覚プロセスワード)を見つけやすくなるスキルということであって、目線がこうなったから、あなたはこう考えている!と言いきれるものではないようです。

決めつけにならないように注意してくださいね。
ある程度、精度が高まってくると、相手のイメージしていること、思いだそうとしている話しの内容を読み解く力が身についてくるようなので、相手からの少ない情報で話しの内容を理解できるようになったりします。

するとテンポの良いコミュニケーションをとることも可能となるわけです。
みなさんも、ちょっとだけ意識しながらお話ししてみると、新しい発見があるかもしれませんね。まずは試しに、身近にいる方の目線を観察してみると面白いかもしれません。是非、やってみてください。

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