こんにちは。幸せ本質探求家のまーくんです。
みなさんは、苦手だと感じてしまう事柄や他人に対して、どう対処していますか?
対処しようにも相手が自分の上司であったり、どうしてもさけることのできない事柄であったりすれば、それは自分にとって大きなストレスになってしまいますよね。
そこで、NLPには”サブモダリティ”を変えて、その人や事、そのものの印象を変えるテクニックがあると言います。
印象を自分の中で変えてしまえば、ストレスを緩和させることができると言われています。
今回は、代表システムと関連のある”サブモダリティ”についてお話ししていきたいと思います。
代表システムの従属要素
”サブモダリティ”とは、代表システムのさらに”細かい構成要素”を指しています。
例えば、視覚のサブモダリティであれば、色や明るさ、動きや形、距離感などをいいます。
聴覚のサブモダリティであれば、音の大きさ、テンポやリズムなどがそれにあたります。
触運動覚のサブモダリティであれば、感触や重さ、湿度や温度などですね。
これらは、各代表システムを細かく構成しているので、そのイメージが変われば、代表システムの感覚にも変化が表れるといいます。
ではどういった使い方をすればいいのか見ていきましょう。
サブモダリティで印象を変える
みなさんには、それぞれ優位感覚があるというお話しをしたと思いますが、この優位感覚と関連のあるサブモダリティを変えることが有効とされています。
例えば、みなさんにとって、苦手な上司がいるとしましょう。
その方は、何かと自分の価値観を押しつけてくるし、いつも怒っているような顔つきなので、どうしても苦手意識がでてしまいます。
そこで、視覚優位の人であれば、イメージの中で、その人の”身体”を小さくしたり、もしくは、カボチャ見たいになっている”顔を”イメージしたりしてみます。
すると、不思議とその人の印象に変化が表れます。
聴覚優位の人ならば、相手の声の音量をさげる動作をイメージしてみましょう。
するとフッと冷静になっている自分を感じることができたりするようです。
触運動覚が優位な人ならば、相手の雰囲気を明るく暖かいとイメージしてみましょう。
ちょっと無理があるかな?笑
触運動覚のサブモダリティには、記憶の温度という概念があるようです。
楽しいと感じる記憶は、暖かく感じる傾向にあって、反対に苦しいと感じる記憶は、冷たく感じる傾向にあるようです。
上記は、一例ですが、他にも色々、サブモダリティを変えてみて、相手の印象がどう変わるのか自分なりに試してみると面白いかもしれませんね。
心の声を変化させる
私達は、しばしば、失敗してしまった事柄に対して、心の中で、”自分はダメなやつだ””あんなことやらなければ良かった”と自分を責める声が聞こえたりしますよね。
この声のサブモダリティを変化させて、心理的負担を軽減させることもできると言います。
まず、心の声の大きさやテンポ、話すスピードなどを自分で感じます。
次に、自分で動画を編集するような感覚で、声の音量を下げてみたり、声のトーンを極端に上げたり、下げたりしてみます。他にも話すテンポを変えてみたりなど、自分の中で色々試してみると言いと思います。
試してみた中で、自分の気持ちが少しでも楽になったら成功と言えるようです。
みなさんもネガティブな心の声が聞こえてきた時は、是非試してみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サブモダリティとは何か理解できたでしょうか。
私達には、優位感覚がありますよね。そしてその中でも代表システムと呼ばれる、見る(視覚)、聞く(聴覚)、感じる(触運動覚)の3つ感覚をNLPでは、特に重要視しています。
感覚には、さらに細かい”構成要素が”あってそ
の要素がいつか組み合わさって1つの感覚やイメージとなります。
このサブモダリティを変えることで、みなさんの苦手な方や苦手な事の印象を変えることができてしまうんです。
ただ、使いこなすには、イメージする力、そのイメージに入りこむ力が必要になってきますよね。
何度もお話ししていますが、NLPはある程度訓練することで、初めて使いこなせるようになるものです。
このサブモダリティに関しても同じことが言えます。
はじめは、なかなか思うような効果が表れないかもしれませんが、何度もイメージを試しているうちに、気持ちにも変化が表れると言います。
是非、みなさんも、このスキルを何度も実践して、苦手意識を克服し、楽しい、充実した人生を目指してくださいね。